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野外劇団 楽市楽座「赤いクツ」

道後公園で、「愛媛県の民話」で読んだ一遍さんのお話を思い出して、湯釜を見に行く。この湯釜のカサの部分に書かれた「南無阿弥陀仏」という文字が、一遍さんが刻んだ文字だそう。愛媛に来たからといって踊念仏が見られるわけでもないので、一遍さんの地なのだと気づくのもずいぶん遅かった。そんな場所で楽市楽座の野外演劇。個展で「搬入」にあたるそれが演劇では「小屋入り」と呼ばれるのだと知って、いい表現だなぁと思ったのだけど、まずは小屋を建てるところから始まる芸能がたくさんあったんだろうな。そんな風に路上に芸能がある豊かさを憧れというのか、羨ましくも思うけれど、豊かさを手に入れたくてその道を選ばざるを得なかった人たちもたくさんいたはずで(「菊とギロチン」然り)、いいなぁなんて一概には言えなくて。
子規博の横を通ったときにヘチマがいくつかぶら下がっているのを見て、そうだ、もうすぐへちま忌だ。9月19日。

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改めて。投げ銭とは。

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by geroken | 2018-09-11 14:44 | 日記