最近の本

而立書房さんより。
こう見えて 漫画です。
漫画雑誌「ガロ」で、安部慎一、古川益三と並び〝三羽烏〟と称された 鈴木翁二さん。
穂村弘さんの推薦文がまたいいです。
ぜひ。

「永遠」の匂いがする。
濃い。
たまらない。
──推薦・穂村弘

「かたわれワルツ」鈴木翁二

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同じく 而立書房さんより。
「おじいさんおばあさんの子どもの頃 日本は戦争をした」
”1980年前後、「家族に戦争体験を書いてもらう」という小学校の課題がありました。
そこに寄せられた、祖父母から孫への肉筆の手紙には、嘘のない子供を思うまごころがこめられています。”
戦争の記憶を伝えるために。


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平凡社さんの STANDARD BOOKS、
最新刊は ハンセン病患者に寄り添い続けた精神科医・神谷美恵子さんの随想です。
「神谷美恵子 島の診療記録から」


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宮崎かづゑさんの 「長い道」「私は一本の木」もあわせて ぜひ。
「私は一本の木」では 端々に怒りも滲みますが 私は闘病記ではないと感じました。
なんとも形容し難い ありのままに綴られる長島での日々。

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そしてもう何度目かの再入荷になるのですが、
翻訳できない世界のことば


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新しく刊行された
なくなりそうな世界のことば


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店頭か Web → https://geroken.thebase.in/ にて
よろしくお願いいたします












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by geroken | 2017-10-06 17:14 | お知らせ | Comments(0)

最近の本

「北と南」と「ヒロイヨミ社」さんの「ほんほん蒸気」入荷しました
熊本のmy chair booksさんで購入して 大好きだったので うれしい
詩がどんどん読みたくなる 1号 と 港町の三津浜にも似合う 2号
丁寧につくられた冊子です、ぜひ手に取ってみてください


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あわせて 「ヒロイヨミ」もひさしぶりに再入荷しました
封筒を開いたときの わあっ という感覚、共有したくなる、ひっそりと

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中央公論新社から出ました野尻 抱影と山口 誓子の「星戀(ほしこい)」も届きました

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平凡社のSTANDARD BOOKSシリーズの中の1冊「野尻 抱影 星は周る」と併せて読みたい、、
STANDARD BOOKSは 選び抜かれた人も 装丁も どれも素敵で
そうくるかぁという 毎回小憎いセレクション
もうすぐ最新巻も届きます

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若松英輔さんの亜紀書房から出ました「生きていくうえで、かけがえのないこと
若松さんの東京で開かれている「読むと書く」講座を受講して一年経ちました・・
いまでも かけがえのない時間だったなぁと思い出します
みんなで読んだ「苦海浄土」、、
読むのに覚悟が必要で なかなか読めない石牟礼道子さんを、いま、読みたい、読もうっという稀に見るモードに突入・・!
しているのに、手元に本がないっ・・貸し出し中でした、、
頼むよ〜 返却願います


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若松さんの「悲しみの秘義」も ぜひ


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染織家である志村ふくみさんとの往復書簡集「緋の舟」も


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こんな本も入りました
イヌイットの壁かけ


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秋の散策がてら どうぞお越しください

もちろん BASE、メール からも承っております
(nekocycle★gmail.com )(★→@)











「死の棘」読み終わりましたが どうにもしんどいです


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by geroken | 2017-09-22 18:13 | お知らせ | Comments(0)

最近の本

前から気になっていたんだけど
ふとしたきっかけに背中を押され、お取り扱いはじめました、而立書房さん

表現と 息を している
表紙に書かれた リズムそのままに読みたい タイトル
瑞々しい文章に こちらまで新たに生まれるような。ぜひ読んでみてほしいです
私も そこまで行きたいなぁ、、て気持ちになりました


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あわせて 「大杉栄 獄中記」 や 「cocoon on stage」も・・

また 不思議な本、、「創作
どこの誰だかわからない日記、、
書いた人に思いを馳せると同時に
これを世に送り出した人についても考えずにはいられない


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ナナロク社さんの名作「冬のUFO・夏の怪獣」は 帯が新しくなりました
いがらしさんと ヨシタケさんが 描かれています。
ぼのぼの世界に片足を突っ込んだまま生きていると思っている私は、こんなことがあるんだなぁ・・と、
何度も眺めてしまう、
ぼのぼのとシマリスくんが この本を読んでるんです よ、

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言葉はいらない そっと差し出したい 本も届きました
写真家の齋藤陽道さんのはじめてのエッセイ「それでも それでも それでも
なんだろう、このやわらかさ、、


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こうして見てみると紙って ふくらんだり ちぢんだり・・
創った人の意思を伝えるべく 変化しているみたい

熊本の文藝誌 アルテリ4号 も届いています
どの号もいいのだけど、、私は特に好きです、4号
はじまりの姜信子さんの言葉に目の醒める思いです

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バックナンバーもそろっていますので、気になる号から気ままに読んでみてください

ぜひ 店頭 か BASE で、もしくはメールからも受け付けております◯
nekocycle★gmail.com(★→@)





最近 映画「海辺の生と死」を観て 島尾敏雄さんの「死の棘」を読んでいます


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by geroken | 2017-09-15 14:40 | お知らせ | Comments(0)

乗りこむ

勝手にしやがれを リアルタイムで見ていたと
想像してみるけど それはなんだか果てしない
わたしの生まれる前に
足繁く映画館に通う
我先にと本を買い求めて かたっぱしから読み耽る
そんな青年たちを そばで見つめてみるけど
向こうはわたしになんて気づかないで 通り過ぎてゆく
でも ほら
カバンから 辻征夫さんの詩集 が出てきて
カバンから 寺尾紗穂さんの本 が出てきて
繋がった・・・っ
おんなじ時間の流れに乗った
わたしも好き
わたしも読みたかった
おんなじだなぁ
いま だなぁ



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by geroken | 2017-09-03 23:00 | 日記 | Comments(0)

ぽんぽんぽんっと


QUE PASO 2017 動き出してるみたい。
ケ? パ、ソ?
て思ったところから きっとはじまる。
今年は 2daysだそう。
8月12日(土)・13(日) ぜひ遊びに来てください◯

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静岡市の HUG COFFEEさん で MADRICEさん に BAKIBAKIさん★
いいなぁ こういうの。

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オーガニックカフェ の Panchavati(パンチャバティ)さんでは
大樹くんの本も紹介されてる マーマーマガジン フォーメン 買えました。

水曜文庫さんは アナキズム文献多し。
もっとゆっくり見たかった。。
「アナキズムは 〜のため ただいま(?) 非売にしております」
って、肝心の「〜」の部分を忘れてしまった、
思想だったり、言論、表現、出版、、いろんなことの自由を守ってる、
守るために声をあげてる本屋さん て思った。

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旅のお供の本から


芸術は、飾りではない。
敵に立ち向かうための武器なのだ。
パブロ・ピカソ
(「暗幕のゲルニカ」 原田マハ)



”less is more”
少ない(シンプルな)ことが 豊かさを運ぶ
2017 夏 季刊しょうぶ





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それがいいね。



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夏越祭の日に お土産ぽんっともらいました。
ありがとう。

また 来週?今週末? いろいろ入荷します。





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by geroken | 2017-07-07 08:00 | 日記 | Comments(0)

紙から立ちのぼる

読んでいた本とのリンク

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 「忘れるな」という言い方は、記憶を共有している人にしか通用しない。知らなければ、忘れることもできない。知らない人間には、「忘れるな」の前に「知る」という段階があり、痕跡や証拠、証言が必要だ。さらに覚えておくためには、感情の揺れが決め手になる。しかしスクラップ・アンド・ビルドが繰り返される現実の中で痕跡は消され続け、私たちは過去を知る手がかりを次々と失っている。
 ないものは、なかなか見えない。
(『のりたまと煙突』「第三章 桜 過去の残り香」星野博美)





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道後は近いんだけど 行くといつもちょっとした旅気分になる
電車 ふたつも乗るからか・・
行きはひとりで 帰りはふたり 旅は道連れ・・・



2017.06.08
ジム・オルーク×石橋英子×日高理樹
@どうごや




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by geroken | 2017-06-09 21:21 | 日記 | Comments(0)

選書 が むずかしい時


お金を中心にした貨幣経済の中で生活が約束されているのではなくて、生かされるのはこの大自然界で、大自然界には生きるに必要なものは全部用意されているんだということがわかってきますね。それに気づくわけです。事実がそうだから。
2017年5月22日 自然農bot (@shizen_no)



いろいろ、考える、

"農"がクリエイティブなら、"書くこと"もクリエイティブ。
いま、おなじ時代に、こんな言葉を書き記している人たちがいるんだよって少しでも、見てもらえたらなぁ、、て。
読むこと。それ自体が革命だったんだって、知った今では、本を売ることに躊躇しない。でも うまく言えない、、

うまく、まとまらないのは、最近、本に潜ってないからだ。そうだ、そうだ、潜ろう。潜ってこよう。

去年出会ってしまってから、何度も何度も読み返してる。
読んでも読んでもわかんないのに、また読んでる。
自分の真ん中に 抱えてる。

初めて読んだとき 雷が 落ちた と思った。

ある人が 「必読どころの騒ぎではない」 て言っていた。
おんなじように この本を 熱く求めている人がいる。













「この一行が書けたというのは何ものにも代え難い」という瞬間がありますからね。「世界のすべてと交換しよう」と言われても馬鹿を言うなと言い切れる瞬間があります。

純然たる喜びしか世界を変えることはない

きみひとりにできることはたかが知れたことかもしれない。でも、それはやめる理由にはならないのです。

人に認められることを最終的な価値に置いてはいけないんだよね。それが孤独ということなんです。

それがなぜか、多くの人のベクトルがひとつの方向にまとまってしまう瞬間があります。それを革命と言います。だから、快楽ではなく、楽しみではなく、喜びを見出すこと。喜びというのは、絶対にクリエイティブなことのなかにあるはずです。

すべての革命はもっとも広い意味での「学生」から始まったのです。学ぶひとたちからね。

京都精華大学 佐々木中先生 インタビュー 2015.12.08http://www.kyoto-seika.ac.jp/humanities/2015/12/08/sasaki-interview/


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by geroken | 2017-05-22 16:58 | 日記 | Comments(0)

手紙


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「きよ子は手も足もよじれてきて、手足が縄のようによじれて、わが身を縛っておりましたが、見るのも辛うして。

それがあなた、死にました年でしたが、桜の花の散ります頃に。私がちょっと留守をしとりましたら、縁側に転げ出て、縁から落ちて、地面に這うとりましたですよ。
たまがって駆け寄りましたら、かなわん指で、桜の花びらば拾おうとしよりましたです。曲った指で地面ににじりつけて、肘から血ぃ出して、

『おかしゃん、はなば』ちゅうて、花びらば指すとですもんね。花もあなた、かわいそうに、地面ににじりつけられて。

何の恨みも言わじゃった嫁入り前の娘が、たった一枚の桜の花びらば拾うのが、望みでした。それであなたにお願いですが、文(ふみ)ば、チッソの方々に、書いて下さいませんか。いや、世間の方々に。桜の時期に、花びらば一枚、きよ子のかわりに、拾うてやっては下さいませんでしょうか。花の供養に」

(「花の文を─寄る辺なき魂の祈り」石牟礼道子『中央公論』2013年1月号)





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by geroken | 2017-05-22 16:53 | 日記 | Comments(0)

春を恨んだりはしない

「春を恨んだりはしない」



何度も 繰り返してる言葉
繰り返しながら 眺めてる
繰り返しながら 踏みしめて歩いてる

ヴィスワヴァ・シンボルスカの詩「眺めとの別れ」の冒頭部分

地震 ではなくて
その後でやって来る 人を不自由にするもの
人が人を不自由にするものが 私はきらい
きらいって強い言葉だな って思いながらも そう、思う

今年の春も とてもうつくしくて
ありがとう と
なぜだか ごめんなさい て気持ちもすこし 入り混じります






またやって来たからといって
春を恨んだりはしない
例年のように自分の義務を
果たしているからといって
春を責めたりはしない
・・・
(「眺めとの別れ」ヴィスワヴァ・シンボルスカ)



うつくしいものの話をしよう。
いつからだろう。ふと気がつくと、
うつくしいということばを、ためらわず
口にすることを、誰もしなくなった。
そうしてわたしたちの会話は貧しくなった。
うつくしいものをうつくしいと言おう。
・・・
(「世界はうつくしいと」長田弘)


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by geroken | 2017-04-13 08:50 | 日記 | Comments(0)

現実

森絵都さん「みかづき」 読みました。

森さんは私が小学生の頃 小説家デビューされて、それからずーと読み続けている作家さん。
まだ「YA」と呼ばれるジャンルがなかった頃、
10代の細やかな気持ちが描写された小説がなかった頃、
森さんの作品はとても新鮮でした。
この感覚って、森さんの作品に触れることなく10代を過ごしたちょっと上の世代でも、森さんの作品が当たり前にあって、ほかの「YA」作品もあったちょっと下の世代でも、わからない、感覚なんじゃないかなぁと思ってる。
そんな新たな道を切り拓いた後、児童文学から少し距離を置き、再び、このような本を書かれたことが、とても感慨深かった。

まさに塾世代ど真ん中な私、、乱立する進学塾、偏差値(数字)重視、な中で育って、
ああ もう あんな日々、帰りたくないなぁ、というか、鹿児島って勉強熱心過ぎじゃない?!
見て!この愛媛ののんびりっぷり!!
とか思ってたけど、
”そういう時代だった”ということで、今の鹿児島はまた違うのかもしれないなぁ、

ただ、塾は、学校以外に居場所ができたし、違う学校の友だちもできて、実のある授業を受けられて、とても楽しかったし、
高校も・・今となってはいろいろと思うことはあるけど、真に自分の頭で考えられるようになってからの勉強は、ほんとに楽しかったし、
アカデミックな場所は大事・・・とも思う。

「教育」というものが、こんなにも政治によって、国によって、翻弄されるものなのか、翻弄されてきたものだったのかと、そして、自分が実際翻弄されてきていたのだと、初めて俯瞰してみることができました。



「お国のためではなく、子どものための教育です。その大前提が近年ではまた覆されようとしている。混迷を極めた教育改革の終着点は、結局、能力主義と国家主義だ。」

「教育は子どもをコントロールするためにあるんじゃない。
不条理に抗う力、たやすくコントロールされないための力を授けるためにあるんだーー。









あと、は、なにを読んでたかな、
原田マハさんの「リーチ先生」、西加奈子さん「炎上する君」、梨木香歩さん「f植物園の巣穴」、
閻連科さん「年月日」、、
多和田葉子さんの「旅をする裸の眼」がとてもよかったなぁ、
津島佑子さんの「黄金の夢の歌」が途中、、

季刊「しょうぶ」の春の号が届く。そのなかで、
「現実というものは、みんなが「これが現実だ」と思っているからこそ成り立つもので、実態は「現実らしさ」しかない
とライターの尹雄大さんという方が書かれていて、
だから、”現実”とは如何様にもなる し、見たい世界が自分の現実・・なんてことをぼやんと考えてた。

物語も現実も 私たちの頭のなか にあって、
それが 絵や文字や音で 表現されるというのはどういうことだろう、
おなじものを見た ということはなんて不確かな事実なんだろう、
それぞれが それぞれの世界で ひとりきり・・・
ひとり を ちゃんと味わえている人の表現に惹かれて、
伝えたいと 分かち合いたいと もがく心にも惹かれる。
ひとりきり なんだけど 共に居る 存在を 感じた 時間はたしかにあった。








政界もいいけど、ぼくはいのっちの電話界のほうに現実味を感じてます。ー坂口恭平


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by geroken | 2017-04-03 00:01 | 日記 | Comments(0)