あっとうてき

「明るい夜に出かけて」
佐藤多佳子さん、久しぶりに読んだなぁ。と思ったけど、
その前の作品が、第二音楽室/聖夜だそうなので、いちおう全部追ってるんだな、、
そういうのは学校図書館で働いていたおかげで。
ボコボコと本を読めたあの期間はとてもありがたくて。
いまでも選書だけのバイトがあるならやりたいくらい。



○ ○



ひとりで過ごしているときに、みんながちゃんと生きてるなんて、なんだか不思議、
当たり前のように「こんにちは」って現れてくれるのって、当たり前のようにそこに居てくれるのって、不思議、
ああ 生きてたんだなぁて、当たり前かな、おかしいかな、
会えて、よかったなぁって。



○ ○



「ブルーに生まれついて」 観ました。
チェットは想像以上にどうしようもない人だった、、
だけど、憎めない、愛おしい、音楽への純粋さ・・・植木鉢を持って帰ろうとしてるとこ 好き。
そんなにマイルスからの拍手が欲しいん?どんだけトラウマなん?そんな、そんな、そんなことよりもさ、、、
ラストの選択が、みんな みんなが 「クリーンでいろよ」って愛してくれていたのに、受け取ることができない弱さが、ほんとに切なかった。
当分 切ないな。
いい映画 観ました。



○ ○



道後
あっとうてきに 一人だった あの頃の私、今の私、
f0359927_19473998.jpg





[PR]
by geroken | 2017-03-06 19:49 | 日記 | Comments(0)

抱えている言葉

今頃。お正月のこと。。

年が明けた気分もないまま 今年最初のRUMBA.LOCOは”草の根音響”でした。
DJ OKAくんのサウンドシステム。
”これで育った”て聞いて。
え え え どういうこと???
はてながいっぱい。ようわからんけど。
”育った”場所に帰れたのなら、そりゃあよかった。うんうん、よかった なーてほくほく帰ってからの繋がり。


f0359927_16314649.jpg


ポルトガルからのお客さま。
(あんまり、、お客さんのことは書かないようにしているんだけど。)
「レイテ・クリームの味」という映画。
撮られているんだそう。
どんな映画なのかなぁて。

ドキュメンタリーですか? て聞いたの。
「いわゆる、ドキュメンタリーとは、違うんですが・・・」
てもう その瞬間、あ。ごめんなさいって。
そんなね、簡単にカテゴライズできるもんじゃないですよね、
私だってこういうことしてる とか、こういう本がある とか、、一言で言えないこと、いーーっぱいあるのに、
簡単に分けたりまとめたりなんかできないよ て思っているのに、
結局、会話をしなきゃと、聞いてみるときはこういう聞き方をしてしまう・・・

やりたいこととか、自分の状況とか、うまく言葉にできないことはたくさんあって。

なんでこういうことをしてるのかって、、
自分の言葉で語りたいから、自分の言葉を紡ぎたいから、世の中に問いかける手段がこれしかない、から、、
それを気づかせてくれた人たちがいたから。
目を覚まさせてもらったから。
でも 咄嗟にはそんなこと言えないんだ。
言えないから。
無理矢理言葉にしてみたり 笑って誤摩化してみたり、、しないで、
よくわからないことを聞かれたときはそのまま、困った顔をしておけばいいのかも。てけっこう前から思ってる。

みんな それぞれに 信じているものがあって これだって思うものがあって。
みんなでいっせいにおんなじ方向なんて向かなくっていいから、
その 信じているものに 交差する部分があったらいいな。








”話す”のも”みんなで”も逃げてばっかりなのに、おかしいんだけどね、いつも抱えてる、大事にしている言葉があって。

文化人類学は多様性に満ちた学問ですが、多様性を無理に統合するのではなく、様々な個性を尊重しながら、お互いの個性を響き合わせたり、繋いでみたりする試みを大切にします。違っていることを批判したり、矯正したりするよりも、異なる考えや価値を共鳴させ、他者の語りを自分の語りのじようにするのが性に合っている学問なのでしょう。(慶田勝彦)

文化人類学科は「風前の灯」なんだと笑ってた。
”思考する”学問はどんどん押しやられていってる。
いちばん大事なのことなのになぁ。

社会が揺らいでいるとき国家がまず弾圧するのは文学そして音楽。国家はこの二つがいかに絶望している人々にとって力になるかを知っている。今こそ読書(坂口恭平 2016/07/04)



f0359927_16314170.jpg



[PR]
by geroken | 2017-02-09 16:32 | 日記 | Comments(0)

はじまる

新しく ふたつの出版社さんの本、入れることができそうで。嬉しい。
いい本ばかり。
ほころびます。
週に3日しか開いてない・・・とよう言われるんだけど、本の世界は私が思っていたよりも早くて。なかなかせいいっぱいです。

さて。今週末、立春。
ワニナルバザール5周年★ということで、お祝いにゆきます。
久しぶりに商店街方面に出てゆきます。
本は少数精鋭で・・・お抹茶点てます◎
和菓子付でね、あとは珈琲、自家製ゆず湯、野草茶、、かなぁ。
どうぞあたたかくしてお出かけください。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



2017.02.04.土 10時〜15時
@三津浜商店街 住吉公園にて
(松山市住吉2丁目7)

SHOP
うたたね農園、歌種おやつ、樹のぬくもり工房、
リサイクル近藤、はかせの天然酵母パン、菜月自然農園
シュクレサレ、ポコパン、イノチカラ、魔女のカレー、
ひだまり農園、MicHicAkEs、蛙軒、、&more?

のりまきおこわ、自然農法野菜、保存食、お菓子、ドリンク、シシ肉ソーセージ、カレー、ジビエのストロガノフなど♪

マイバッグ、マイ皿、箸、コップ、保存容器 ご持参歓迎



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



映画「沈黙」 観ました。
キリスト教の観点からはいろいろあるのかもしれないけど、
ひとつの史実、宗教を超えて、人間の尊厳、とは、生きる、とは、、そんなことを思いました。
そしてきっと今でも続いてる、こと。
私は キチジロー が とても好きでした。
いいんだよ。生きていいんだよ。て思う。


宗教はいろんなことを考える上できっと、鍵になる。
そう思って、ロバート・クラムの「旧約聖書 創世記編」や、池澤夏樹さんの「ぼくたちが聖書について知りたかったこと」、浮雲書店ニックさんが貸してくれた本、、、ちょこちょこ読んではいるけど、どうにも近づけない、、
思っていたら、教えてもらった「みんな彗星を見ている」、、よかった!!
やぁ おもしろかった。ずっと旅できそうです。
著者の星野さん、好きだなぁ。
特に、「オランダは原城にたてこもった島原の民に向けて、大砲をぶっ放しました。それだけは忘れられない」と、筋の問題なのだと、イタリアの楽曲を選んだところで、 好き ってなりました。
姜信子さんやくぼたのぞみさん、、もちろん文章や言葉が好きというのもあるんだけど、
その人たちが愛すべきものに懸ける熱量にやられてしまうんだと思います。
そしてそして、「みんな彗星を見ている」では、最後にバスクに旅立つってところにうわぁってなって。
キルメンウリベの小説や、バスクの音楽を愛する人たち、教えてもらったバスクのこと、、、大事にしよう と。

あとがき。まで読んだとき、2015年明けてまもなくの、あの日のことが書かれていて。
とてもかなしかった。かなしかった。こわかった。
ぢゃんさんが歌いだした途端、みんなが動けなくなって、泣き出して。
さっきまでふざけていた大の男の人たちも泣いてて。
みんな かなしかったんだなって。泣きたかったんだ。もっと悼みたかった。命はどこまでも慈しんでいい。そう 思った、あの鹿児島の夜。












[PR]
by geroken | 2017-01-29 10:46 | お知らせ | Comments(0)

鳥は逃げる

ユーリー・ノルシュテインのアニメーションを観たのだけど、
なぜだか年末にチェーホフを読んでいて。
たぶんなにかが気になって図書館に予約したんだけど、予約してた本が届く頃にはいつもなんで予約したのかを忘れていて、、
とにかく、チェーホフを読んでいて、タイトルは「カシタンカ」。
表紙の犬の絵が印象的、、
と思っていたら、あとがきでまさかのユーリー・ノルシュテイン登場!
訳者の児島宏子さんがユーリーに会いに行ったときに、ちょうどチェーホフを訳そうと思っている、、という話をしたところ、
そのままとんとん拍子にユーリーのスタジオのスタッフの方が挿絵を描いてくれることに決まったそう。
そっかぁ、この表紙はユーリーのスタッフの方が、、、こういう知った途端に繋がり出すものって。しばらく大事に手のひらのせてあっためたくなる・・

それから、「鏡のなかのボードレール」を読んで。
アディーチェを訳されているくぼたのぞみさん。
さまざまな書物を渡り歩いて思考されたボードレール論。
私の 好きっ は、全然詳しいものではなく、そんなに読んだことはないんだけど、ただ、もう、存在が、字面が、好き、、、というなんかすみません。という感じの感覚的好きっ なので、愛をもって徹底的に向き合った結晶が読めるのはありがたい。
福永武彦さんや、谷崎潤一郎さん、、気になる人も次々出てくるし、
感覚的好きっで堀口さん訳の「悪の華」しか読んだことないから、いろいろ読んでみたいなぁ、
あぁ こういう沼にずぶずぶ埋もれてゆく時間は、たのしい。

黒田喜夫さんの詩も初めて読んで。
こんな言葉が己の身体の内から出てこないのは、時代が違うからではなくて、(間違いなく同じ時代だもの)、私が腑抜けてしまっているんだろう、、
生きること、死ぬことへの、執着。

あとは、なにを読んだかな、、
待ちに待ったオスカー・ワイルドの新訳が出たので、読んだり、、
久しぶりに藤沢周平を読んで、時代ものもいいよねぇて浸ったり、
「あん」を読んで、そうだ、映画も観なくてはと思ったり、
ツヴァイクがとてもよかったので、また違う話を借りてきているところ、、そんな感じです。

今までになかった出版社の本も入ってきています。
おなじところにはずっとはいないので、いや、いるのかな、でも時間は流れるので、
また 本を見に来てもらえたら嬉しいです。

年末年始というものは苦手で、なんにも変わらずの日々だけど、(旧暦の正月はもうすぐかな)、
いろいろ行きたいとこ見えてきました。
そろそろ大阪のヨルチャに行きたいのと、ミチルさんのライブペインティングが見たいのと、
鹿児島のフェスにも行ってみたいなぁ、
あと、タートルアイランド聴きたい、、
やりたいことは・・・・

先週はささやかな振る舞い酒をしていました。
酉と酒は似ているのです。
今年いちばんの(1月2日くらい)発見でした。

f0359927_14205404.jpg










[PR]
by geroken | 2017-01-17 15:38 | 日記 | Comments(0)

黄色に思う

どうしましょう。
人が来ない。ブログを書こう。

今年も小田の銀杏祭に行ってきました。

f0359927_15383944.jpg
去年も行ったのだけど、大きなおおきな樹齢1000年以上もの銀杏の樹の下で、
朝からおじいちゃん、おばあちゃんたちが蕎麦をうって、お餅をついて、お煎餅焼いて、それを銀杏の樹の下でみんなでワイワイ食べるのです。
銀杏が舞う様はほんとに美しくて。ありきたりかもしれないけど、銀杏散るなり夕日の丘に、、て句が何度も浮かぶ。一枚いちまいくるくる踊りながらとめどなく降ってくる銀杏の葉っぱ。それをみーんながわあって見上げながら、拍手しながら、銀杏の葉っぱ頭に積もらせながら、いーい笑顔で銀杏(ぎんなん)のお餅やお煎餅を食べてるの。
ああ、秋祭りって収穫祭なんだね、今年も実ってくれてありがとうなんだねって、そんな、当たり前のこと、しみじみ思う。
もっと日本中、この時期にみーんなが上を見上げて銀杏の季節を祝ったら。どうなるかな。ハロウィンよりもクリスマスよりも、ここがマックスなんじゃないのかな。
そんな、銀杏祭。


それから、80年代D.C.パンクの軌跡「SALAD DAYS」を観てきました。
ひとりでつるっと動くことが多いんだけど、珍しく友だちを誘って、、えー どうしよう 知ってる人がいっぱいいるわ なんて普段は言っているのに、この日はドアを開けるなり、ちらほら見えた知った顔にちょっとほっ、、
パンクはあんまり、ほとんど、聴かないんだけど、そこに流れる精神や、パンクが生まれ出る感情、動き、は好き。パンクスはやさしい と思う。
VEGRECAさんの自主上映ていうのもいいなぁて。
そういえば前に、「絶対 パンクでしょ!」て言われたことがあって。こういうこと(本を売ること)をしてるなんて、絶対そうだ と。え?そうなの?パンク?って、、なに・・・?!てなったけど、嬉しかった なー。

f0359927_15384457.jpg

そう、今年もね、ドイツからMATEPOWERのディエゴが来てくれました。
EKDの竹田の子守唄が とても とても よかった。
歌を歌う人は 祈ってくれているんだと思う。
歌を歌う人に 守られているんだと思う。
そんな人が同じ町にいてくれるのは ありがたいなぁて思ったよ。
いい夜でした。

f0359927_15384711.jpg
(@とぉから https://m.facebook.com/tohcara/)



気になる入荷
断片的なものの社会学 岸 政彦
緋の舟 志村ふくみ 若松英輔
独り居の日記 新装版 メイ・サートン 著・武田 尚子  翻訳
恐竜人間 下田昌克 (恐竜制作) 谷川俊太郎 (詩)  藤代冥砂 (写真)
エレンディラ ガブリエル ガルシア=マルケス 著 鼓 直・木村 栄一  翻訳

最近読んだ本
◇母よ!殺すな 横塚晃一



[PR]
by geroken | 2016-12-02 17:07 | 日記 | Comments(0)

カンタ!ティモール

こわくてたまらないときに、
「ねえ、カンタ!ティモールの上映会があるんだよ!」
そう言えることで、随分と救われたよ。
ありがとう。

この日から全然、前に進めなくなって、ずっと考えてる。
考え始めると泣きそうになるし、しんどいし、たくさんの時間が要る。
ああ、そっか、人を思考停止させるには時間を奪えばいいんだなって、「モモ」を思い出す。

重たくて苦しくてだけど、

新しい歌ができたよ 遊びにおいでよ

って言葉がなにより強く残ってる。

遊びにおいでよって言ってくれるの?
同じ苦しみを味わった国と言ってくれるの?

うれしいよりも辛くて。
そんな小さな声がどうして届かなくなってしまうんだろう。
届いた私になにができるんだろう。
中途半端な生活しとるのに。

知らなかったこともある、驚きもある、
なのに、ありえることだと、今もなにも変わってないからと、
受け止められる部分もある自分は悲しいな。

もう引き返せないんだから、ちゃんと考えないと。

どれだけの人たちにこの映画を薦めたっけ。
大丈夫?どうしとる?しんどくなってない?
って思うのに。
過去のことだと、違う国のことだと、日本は平和でよかったと、
さくっと受け止めて進んでいる人を見て
勝手に傷ついている。

知れてよかったよ。
見れてよかったよ。
話したいね。



f0359927_16113293.jpg


f0359927_16113491.jpg


f0359927_16113783.jpg




[PR]
by geroken | 2015-03-15 16:49 | 日記 | Comments(0)