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クリエイティブな人たち つづき

「わしの研究」を出版されたばかりの 神山恭昭さん が
「本の雑誌」の7月号の「本好きのための旅行ガイド」特集 で
”四国” を担当されています。

蛙軒も ”極小書店” として チイサク紹介して頂きました。

神山さんの『「二泊三日四国旅行」なりきり旅絵日記』、、
本への愛情溢れ、地図もあり(旅のしおりには必要だと思う)、方言が入り混じり、手書き文字のあたたかみがあり、
ひときわ異彩を放っておりました。

ぜひ 書店でお買い求めください。
蛙軒ではお取り扱いなくすみません・・
と、書いているそばからごく僅かですが、販売できることになりましたので、蛙軒でも買って頂けます◎)

「わしの研究」は蛙軒でも販売中ですので ぜひ。
通販も承ります よ。

常にクリエイティブな視点を離さない神山さんは、とても”闘っている人”だと 私は思います。
神山さんから紡がれた物語は とてもやさしく、そして、
"日常"をとことん味わい尽くしてやろうという気概に満ちているところが、私は好きです。

港町として栄えた三津浜は、
古くからさまざまなものが行き交ってきたのだと思います。
そんなトランジット空間で1冊の本を求めて頂き、旅に出て、また帰ってきてくださったことが、とても嬉しかったです。


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そして、坂口恭平さんの「God is Paper」到着!

鹿児島の NEW ALTERNATIVE の出版レーベル ISI PRESS から発売されたばかり。

2015年の秋に NEW ALTERNATIVE が鹿児島にできたことを知って
わあ!鹿児島にこんな場所がっ と嬉々として帰省時に訪れたのが2016年の1月。
そこは高校のときの通学路といってもいいような場所で。(厳密に言うとやや外れるんだけど)
いいなぁ いいなぁ 私が高校生の頃にこんな場所があったらなぁ 寄り道したかったなぁ って。
「全く別の、他の何者でもない」—。
もうその言葉だけでやられちゃって。
鹿児島にこんな場所あるんだよ ていうのが密かな誇り。

そう、そして、坂口恭平さんのGod is Paper!
私にとっては 恭平さんが 書いて描いて書き続けてくれているのは とても、、安心?うれしい?ことで、
なんなのかな、これは。なんでこんなに響くのかな。でもそんなんわけわからんままでいいんだろうな。
”理由はないけど”ていうのが 結局いちばん強かったりするんだろうな。
なんて、こんなに語っていたら私、恭平さんのこと、大好きな人みたいだな、、、そういうわけでは、ないんですよ。て失礼か。

熊本で「なんか書けよ」て言っていた恭平さんは、この世をサバイブしていくための唯一の手段。真理。みたいなことを伝えてくれていたんだなと改めて思います。

300ページ近くに及ぶ 自称麻薬的絵画小説です。
3900円(+税)で発売中ですので ぜひ。





どうして、神山さんの本と並べて販売しているのかというと、
神山さんの口からふっと「坂口恭平」という名前が出てきたことがあって。
驚いた私が 「神山さん、坂口恭平とか読まれるんですか・・っ?!」と聞くと、
「いやぁ 読まんです。」
でも展示を見たことがあるとかで、
「モバイルハウスとかいうのをやってるでしょう。私の方が先に携帯用別荘ていうのをやっているんですよ。なのに向こうの方が有名だし。」
(心の中の舌打ちが聴こえた)
もうそれがなんだか可笑しくて。ツボにはいってしまい、、
並べて置いてみました。










by geroken | 2017-06-21 15:15 | 日記